【ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用】
- 笠井真人
- 2022年6月24日
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米国に駐在したら、日系メーカーであったが、現地採用した スタッフは全員が、ジョブ雇用だった。 ジョブ型雇用は、 ・職務内容を明確にして採用 ・仕事の成果で評価 ・勤務地やポスト、報酬を契約 私の部下の内2人は、バイリンガルだったし、その能力を活かして、 日米のスタッフ相手に業務をしていたが、通訳は日本ほど 評価されないので、通訳を職務に入れることは好まず、 実際は好意でしてもらっていた。 日本企業はこのジョブ型に対し、新卒一括採用、年功序列、 終身雇用で、勤務地、ポストは会社が決めるメンバーシップ型雇用。 この方法だと、企業と社員の一体感が生まれやすいと言われる メリットがあるものの、 ・一定の確率でいる、能力の低い社員でも定年まで働けてしまう。 ・出産・子育てで一旦離職すると出世は難しい。 ・勤続年数が少ない人は上級のポストにつけない。 結果的に、まだ、勤続年数か少ない、女性の管理職・経営職は少ない。
大企業の管理職でも、給料はそれほど多くないと思うが、 転勤を命じられ、配偶者が、仕事を継続したいと考えると、 単身赴任を余儀なくされる。 単身赴任をさせたくないと考えれば、ある程度の収入を 保証する必要もある。
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