【亀山市地域公共交通会議】
- 笠井真人
- 2022年12月1日
- 読了時間: 2分
極めて重要な会議であり、構成員に 「市民又は地域公共交通の利用者の代表」となっているが、 委員に、公募の、肩書きのない一般市民がいない会議。 自治会、まち協、婦人会、老人クラブ、民生委員児童委員、PTA、 の代表者が、その役割を担うことになると思うが、 ・年齢、障がいの有無、地域等の属性に偏りはないか ・地域公共交通に対する幅広い意見が集められるか ・業界、役所の関係部門から委員が半数選ばれており、 バランスとして、大丈夫か 実効性のある会議として、考え直しても良いのではないかと思う。 コロナ禍前の令和元年の数字でも、中心部を回っている 「さわやか号」以外は継続はかなり厳しい。 現在、コミュニティーバスの乗車料金は大人200円であるが、それを 全部無料にしても、2千万円/年、令和3年では、1.4千万円/月しか 減収しないので、そこまでしても、利用者増を図るべきだと 思っている。 一方、乗合タクシーは、執行部は、 「バスとタクシーの間くらいの公共交通機関」という認識だが、 これは、今となっては完全に古いと言い切れる。 AIを活用すれば、それぞれの利用者はDoor to Doorで 利用するが、結果的に、途中で別の利用者を乗せ、降ろすことが 必要になる。ここまでになれば、やっと、「バスとタクシーの間」に なる。現在の乗合率1.1人/回では「地域停留所、特定目的地停留所」 という制限を加えて、無理矢理、安価タクシーを設定したと、 揶揄されても致し方ない。コロナ禍で知り合い以外の乗り合いを 制限したことが、利用者増の要因になっていること自体、まさしく、 本末転倒の象徴 執行部も、基本方針として、 ■ニーズやサービス、コストを考慮した市内地域公共交通の 最適な組み合わせによる運行の協議 ■AIやIotなど新技術による交通サービスの調査研究 もしているので、是非、がんばってほしい。 乗合タクシーが使いにくいというのは、別にしても、 「乗合タクシーの存在を知っている」のに、 使っていないのであれば、その人にとって乗合タクシーは 必要ないということであり、そのような方々に わざわざ利用してもらう必要がないという意見もあるが、 これは、政策としては、完全に間違い。乗合タクシーを 公共交通の1つと考えるなら、継続的に利用者が増え、 利用者が増えることにより、効率的に改善が進み、市が負担する 費用が抑制されることを目指すべき。 亀山市の地域公共交通を変えるには、この会議に、 新しい考えを持った人を2~3人程度、入れるべき❗
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