【亀山市議会と国会の違い】
- 笠井真人
- 2022年6月24日
- 読了時間: 2分
亀山市議会と国会の違いを問われれば、私はマスコミの有無だと思います。 国会だったら、政府を追及する声をあげ、仮にその時は政策に反映されなくても、TV中継があり、マスコミに取り上げられ、評論家に評価される。正しい、良いことであれば、いずれ政策に反映されることもある。 じゃ~、亀山市議会であればどうであろう。一般質問で執行部を追求する声があったが、執行部は応じなかった。でも、これについて、客観的に評価し、双方の妥協点を探るマスコミはいない。対立したままだ。 結果、通常、執行部の意向が通る。つまり、仮に議員の主張が正しく、良くても、執行部に納得させ、政策に反映させねば成果にはつながらない。
教科書的には会議をまとめる方法は ①主張の共通点を見つけ、親近感をもたせ、信頼感の橋をかける。 ②相手の主張を心で聴き、受け入れ、共感する。 ③「どうやったら上手くいくと思いますか?」と質問する。 ④聴き手の理解度を測る、なげかけをする。 ⑤必要な具体的な行動を明確にし、どう検証するかも確認する。
例えば ・信頼感がないのに、怒り口調で質問すれば答弁する方はガードを 固める。信頼感があれば、緊張感になり、襟を正す。 ・相手に共感して、話を聴けば前向きな解決策を探る質問が できるし、前向きな答弁もできる。 繰り返しになるが、議員としての視点が正しく、 市民の望む主張であっても、政策に少しでも、つながらなくては、 厳しいようだが、市議会議員としての成果にはならない。

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