【図書館教育】
- 笠井真人
- 2022年6月23日
- 読了時間: 2分
図書館のレファレンスサービスには二つの考え方がある。 一つは ①利用者の質問に対して、回答や情報そのものを提供せず、 調査方法や図書・資料の使い方を教える。 ②図書館を利用者が自立して利用できるように教育・指導する。 ③蔵書と図書館機能の知識で利用者と図書・資料を結びつける。
もう一つは ①必要な情報を直接提供する。 ②情報の入手こそが一番重要であることから、 正しい情報を適切な形で提供する。 ③テーマに対して情報を出すのは専門家。
一般に現在はこの二つが混合しているといわれている。
ただ、大学で論文やレポートを作成するためには 前者で得たスキルがないと、どうしようもないが 日本の中高生にこのスキルを得る機会は学校教育にはない。 日本の大学の場合、致し方なく、大学で図書館教育を しているとのことだが、留学すると 「そんなことも勉強していないのか」と言われるらしい。
そこで、公共図書館で図書館の利用方法の教育が必要に なっている。 それを亀山駅前新図書館でしっかり教えるカリキュラムを組めば 利用者だけでなく、図書館自体のの評価も向上する。
しかしながら、私自身は論文を書くことはないので 「必要な情報を直接提供する」するレファレンスサービスをお願いしたい。

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