【基礎自治体の農業政策】
- 笠井真人
- 2022年6月23日
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「今ボクが暮らしている地域の農家さんは、自分のところの お米が旨いと言います。混じりっ気のない、山からの谷水で作った お米ですから、自信を持ってます。ところが、 ・お米はJAの圏域単位でまとめられ、 全て一緒くたにされてしまうんです。 ・味わいではなく、見た目と量で売られていきます。 本当にこれで良いのか、と単純に疑問に思う。何とかワタシが間に入って農家さんとお客さんをつなげられないか、と思うんです。」
小田切徳美;広井良典;大江正章;藤山浩.田園回帰がひらく未来 農山村再生の最前線(岩波ブックレット).株式会社岩波書店.
基礎自治体として、農業政策を考える場合、生産者側から 考えてしまうが、消費者としては、 ・誰が ・いつ ・どのように 作ったかが気になる。 そして、かつて、美味しいと思って食べたものを もう一度、味わいたいと思う。 すべての農産物をそうしろと言うつもりはないが、 市内に1カ所くらい、少し規模の大きい直販所を 設立してほしいと思う。そうすれば、特定の農家の、特定の農産物が 売れることが、見えるようになり、そうなれば、消費者起点の 農業改革につながる。

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