【子宮頸がん予防のためのHPVワクチン】
- 笠井真人
- 2022年12月1日
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HPVワクチンは、過去2~3年の間に徐々に接種数が 増加してきてはきていいるが、積極的勧奨の差し控え以降、 接種数が低い状態が続いていた。
林智裕. 「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か. 株式会社徳間書店. によると、 「メディア による「反HPVワクチン」騒動が起こっ たのは2013年。 朝日新聞は2021年12月にになって、 ようやく「 HPVワクチン『接種勧奨』が止まっていた9学年分、 公費で接種へ」とのタイトル で ワクチン に関する 科学的に 正確な情報を伝えたが、「9学年分が止まった理由」と報道の責任に ついては 触れなかった。」
マスコミは、裁判で、謝罪広告をするように指示されないと、 謝罪しない。理屈としては、「専門家の意見を報道しただけ」となる。 そなものと、理解せざるを得ないが、 ①日本はHPVワクチンの接種率が1.9%と 先進国の中で突出して低い。 ②その結果、女性70人に1人、毎年1.1万人が子宮頸がんに罹患し、 2900人亡くなっている。 誤った報道の経緯に関係なく、この結果に対する責任は重い。 業界として、何も責任を感じず、各社とも何も責任とらないならば、 「無責任」と言わざるを得ない。


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