【手を挙げて、元気よく「はい❗」】
- 笠井真人
- 2022年6月23日
- 読了時間: 2分
私の小学校は人数が少なかったので、単一クラスだった。 そのため、中学校1年生になった時、初めてのクラス替えだった。 その影響もあったのか、特に、数学の時間で、先生が質問すると 同時に、小学校で褒められたように、元気よく「はい」と応えて、 手を挙げた。後で、職員室に呼ばれ、「他を圧することになる」ため、 止めるように言われた。そこで、私は、黙って手を挙げたが、 先生はあててはくれなかった。そして、いつのまにか、 手を挙げなくなった。
中学校になってまで、元気よく「はい」と応えるのが 悪かったのか、小学校の時でも、やっぱり、良くないかは意見が 分かれるかもしれないが、先生の立場だけで考えて、 結論づけてしまうのには、やや抵抗がある。挙手制の方が やる気のでる児童もいるだろうし、小学生の時から、 そういう機会をなくすのが良いかは気になる。 現在は、大人になっても、黙々とやるべきことをやっていれば、 やがて気が付いてくれるなんて時代ではなく、挙手しないと、 誰も指名してはくれないし、多くの大手企業での幹部登用は、 挙手の積み上げかもしれない。 もちろん、そういうことが不得意な人はいるし、結果として、 大手企業では出世できないかもしれない。 それでも、いずれかを、良い悪いとするのではなく、 お子さんの個性が発揮され、自己肯定感が持てるように してもらいたい。
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