【教員不足】
- 笠井真人
- 2022年6月23日
- 読了時間: 1分
教員不足については、人口推移から考えるとわかりやすい。
①少子化で、生徒が減っているから、少人数クラスにしやすい。
しかしながら、新卒教師になる若者も同様に減っている。
若者が減っているのに、新卒採用数を維持・増加させようと
すれば、質が落ちる可能性が高い。
②地域の学校を廃校にし、統合すれば、クラスを減らすことが
できるが、学校は地域にとって、重要なものなので、人口に
応じて、減らすことはできない。
従来の教育を継続するだけでも、教員不足は、ほぼ自動的に
着実に、起きる。新採時の競合になる、大手企業は若者減の対策を
生き残るために、とっくに、している。
教員の職場環境を劇的に変えて、大手企業に勝る、
魅力ある職場にするか、教員一人あたりの生徒数を増やしても、
教育の質が上がる画期的なアイデアを取り入れなければ、
教員不足は永遠に解消されない。

Commentaires