【森喜朗氏「つえをついていると身体障がい者に見える」 発言に批判殺到】
- 笠井真人
- 2022年12月1日
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身体障害者福祉法での「身体障害者」の定義: 視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害といった 身体上の障害のある18歳以上の方で、都道府県知事から 身体障害者手帳の交付を受けた方
となっている。18歳以上や身体障害者手帳の交付は、対象者を 絞る法律の都合だとして、要するに「身体上の障害のある方」。 したがって、つえをつかないと歩けなければ、 「身体障がい者に見える」ではなく、「身体障がい者」。 森喜朗氏の発言に言外に、「身体障がい者」はかばわれる存在で あるとの意識がある。それを差別的と思う人はいるだろう。 では、この発言を問題視している記者は、何が問題と 認識したのだろうか ①健常な身で「身体障がい者」を例えにだしたこと ・・・前述のように森喜朗氏は決して、健常な身ではない。 ②「身体障がい者に見える」との表現が、身体障がい者に 対する差別 ・・・これを発言した森喜朗氏の認識の不正確さや、 差別意識が垣間見えるが、この言葉自体は、事実である。
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