【障害者総合支援法の見直し】
- 笠井真人
- 2022年6月24日
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障害者総合支援法の見直しに向けた議論を重ねてきた 社会保障審議会・障害者部会が6月13日、これまでの議論を 総括した報告書をまとめた。 報告書では見直しの基本的な考え方として、 ◯ 障害者が希望する地域生活を実現する地域づくり ◯ 社会の変化に伴う障害者のニーズへのきめ細かな対応 ◯ 持続可能で質の高い障害福祉サービスの実現 の3点を軸に据えている。
グループホームは、障がい者が、小人数で支援を受けながら 一般住宅で生活する、社会的介護、養護の一形態で、地域社会に 溶け込む生活が理想とされる。
この報告書では、グループホームについては、 ・その支援内容に1人暮らしを希望する人へのサポートや 退居後の相談などが含まれることを、法律上明確化すべき ・1人暮らしなど本人が希望する地域生活の実現 に関することが報告されている。
「施設⇒地域社会」にという流れの中で、地域社会で暮らす、 障がい者への支援の充実も期待できる。しかしながら、その結果、 施設に残った障がい者との「違い」も拡大する。 「施設に残った障がい者」の暮らしもできるように、人員確保と 費用の負担も考えてほしい。

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