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【北京冬季パラリンピック閉幕】2022.314

  • 執筆者の写真: 笠井真人
    笠井真人
  • 2022年4月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年5月18日


-「パラリンピックの原点」-  障がい者がスポーツをしていたという記録は、紀元前からあった。しかし、障がい者のスポーツ団体が生まれ、スポーツ大会が行われるようになったのは、19世紀から20世紀にかけてのこと。

 初めての国際的な障がい者のスポーツ大会は、1924年に設立された国際ろう者スポーツ連盟が、同年にパリで開催した 第1回国際ろう者スポーツ競技大会 (現デフリンピック)が初めてである。

 現在のパラリンピックへと発展した原点は、第二次世界大戦(1939〜1945年)後のことである。

 1944年、イギリスのチャーチル首相らは、ドイツとの戦争激化により負傷し脊髄損傷になる兵士が急増することを見越して、兵士の治療と社会復帰を目的に、ロンドン郊外にあったストーク・マンデビル病院内に脊髄損傷科を開設。その初代科長に、1939年にナチスによるユダヤ人排斥運動によりイギリスに亡命した医師、ルードウィッヒ・グットマン卿が任命された。  1948年、第二次世界大戦の影響で多くの負傷者がおり、中には脊髄損傷によって車椅子を 利用する患者もおり、ストーク・マンデビル病院内に入院していた。

 1948年7月29日、グットマン卿はロンドンオリンピックにあわせてストーク・マンデビル病院内で患者のリハビリのための競技会を16名(男子14名・女子2名)の車いす患者(英国退役軍人)によるアーチェリー大会を開催。これがパラリンピックの原点になる。

 冬季パラリンピックの第一回大会が1976年にスウェーデンのエンシェルツヴィークで開催された。1992年のアルベールビル大会から、現在のように五輪と同じ開催地で行われている。



 
 
 

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