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【加配】

  • 執筆者の写真: 笠井真人
    笠井真人
  • 2022年6月24日
  • 読了時間: 3分

発達障害は先天的な障害であるため、以下の症状を3歳までに発症するお子さんもいる。

・指示してもその通りにしない。

・気が散りやすく、落ち着きかない。

・周りとのコミュニケーションが苦手。

このお子さんが保育園入園にあたり、集団生活を送るには

介助の手が必要とされ、実際に配置されることを加配と言う。

加配される先生は障害のあるお子さんに対して、はり付いて

対応するため、

① トイレや食事をサポート!

② 自立した生活を促す!

③ お友達との関わりを助けてくれる!

④ お子さんとのコミュニケーションが難しい親御さんも

連絡帳のやりとりで「園生活」がわかる。

⑤ スモールステップで援助してくれるので、お子さんも他

と比べることなく、達成感や自己肯定感が感じられる。

ここまででわかるかと思いますが加配される先生は重要。

 加配される先生は専門の加配知識は必要ですが特別に資格は

必要ない。そのために、どのような方を加配するかは現場の判断になっている。

 三重県下では保育士を加配するケースが多いらしいが

亀山市立保育園では保育士の資格のない介助補助員が年に

数回の研修を受けて対応している。これは、「加配=補助」が前提になっている。  障がい児保育は、専門性がいる。障がい児保育とは、

さまざまな障がいによって療育手帳を保有している子どもに対する保育のこと。

障がいの種類や重さは、お子さんによって大きく違う。 そのために、一人ひとりの性質を見極め、それぞれに合った保育を 提供することが重要と言われている。  また、統合保育という考えがあって、障がいのある子どもと そうでない子どもを一緒に保育する体制のことで、障がいが あるからといって付き合う人や行動を制限されることがない。

統合保育の課題としては、  ①障がいを持つ子どもの学習遅れの対応  ②できる・できないことに対する配慮や見守り  ③障がいに対して悪意のない子ども同士のいたずらやからかい が挙げられる。  そのために、障がい児保育での経験が豊富な保育士の配置する、

さまざまな障がいに対する専門知識を持つ保育士を増やすことが必要不可欠となる。

そのために、「保育士+加配で補助(保育士でなくても良い)」と いうイメージではなく、「専門的な知識のある加配保育士+保育士」 であるべきだ。

 障害児保育において専門的な知識を得たり、対応をするために、 例えば「医療保育専門士」が考えられる。障害児保育について より理解を深めたい、障害児支援を充実させるために 質の高い養護知識が欲しいと考えると「保育士の+αの資格」が 必要になる。そのためには、単純に保育士の採用を増やすだけでは 無理で、保育士を採用してからの教育の計画、資格に対する インセンティブを与える等の体系も考える必要もある。

 
 
 

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